オーストラリア・メルボルン発のスキンケアブランドであるAesop(イソップ)。
植物由来成分を活用した肌に優しい製品と、統一感のある洗練されたボトルデザインで人気のブランドです。
スキンケアのみならず、フレグランスやヘアケア製品など多岐にわたって商品を展開しています。
イソップは近年香水のラインナップも増やしており、新作が発売されるたびにSNS上で話題になっています。
僕もかねてからイソップの香水を愛用しています。その中で、私が愛用している香水「ヒュイル」についてレビューしていきます。
「ヒュイル」の香水を検討している方や、ギフトやプレゼント用で購入を検討している方は是非とも参考にしてみてください。
イソップ製品の人気のプレゼントやおすすめのプレゼントについては、こちらの記事に予算別で詳しくまとめています。
イソップの製品はどこで買える?
イソップの製品は、都市部の直営路面店、百貨店に入っている直営店舗、「ビオトープ」等の一部セレクトショップで購入可能です。
直営店舗では人数制限を行っている場合もありますが、丁寧なヒアリングと商品説明、一歩引いた控えめなセールスで気持ちよくショッピングすることができます。
購入時には、気になる製品のテスターを惜しみなくいただけたり、Aesopの接客は本当に目を見張るものがあります。
ただし、商品によっては直営店舗でも欠品していることがしばしばあるため、場合によってはmeeco(ミーコ)三越伊勢丹のコスメ通販などの百貨店公式通販サイト、SSENSEなどのセレクトショップ、Amazon等の通販サイトでの購入もおすすめです。
イソップ製品を購入できる場所や、お得に買う方法については、こちらの記事に詳しくまとめています。
イソップの香水はサブスク可能?
イソップの香水は人気No.1の香水サブスクリプションサービス COLORIA 香りの定期便にて、かつてはサブスク利用が可能でしたが、現在は取扱いがなくなっています。
カラリアでは1000種類以上の高級ブランド香水やルームフレグランス、バスグッズ、ボディケアをサブスク利用可能となっています。
カラリアではイソップの香水はヒュイルを含めて7種類取り扱いがありましたが、残念ながら2022年にイソップの香水の取扱が終了してしまいました。
ヒュイルに似てる香水としてよく比較される、ディプティック「タムダオ」や、ジョーマローン「サイプレス&グレープバイン」などは引き続きカラリアでお試し可能となっています。ヒュイルの香りと比較する際にはおすすめのサービスです。
カラリアでは4mlのアトマイザーサイズでの単品購入も可能ですが、サブスクの月額料金より割高になってしまいます。香りを試したい場合は一時的にサブスク利用で試すのがおすすめです。
Aesop「ヒュイル オードパルファム」概要
製品名 | ヒュイル オードパルファム |
英名 | Hwyl Eau de Parfum |
メーカー | Aesop(イソップ) |
製品タイプ | 香水(フレグランス) |
内容量 | 50ml |
価格 | 17,160円(税込) |
おすすめの方 | 全ての方に:自由な思想家、風変わりな人、さすらい人など |
香り(アロマ) | スモーキー、ウッディー、リッチな |
主要成分 | サイプレス・フランキンセンス・ベチバーの香り |
イソップの「ヒュイル オードパルファム」は、2017年に発売されたユニセックスフレグランスです。
調香師はイソップの香水「マラケシュ インテンス」も監修したバーナベ・フィリオン氏。
イソップ「ヒュイル」はイソップの50mlサイズの香水で比較すると、「タシット」に次いで価格が安い香水となります。
また、イソップで買い物をした際に「ボディスプレー」の代わりに店員さんがショッパーの巾着袋にかけてくれる香りの一つでもあります。
「ヒュイル」はマットグリーンの外箱に入っています。日本古代の森を感じさせる色とデザインです。
「ヒュイル」の外箱には日本語で香りの説明や使用上の注意が記載されており、側面には英語、フランス語版の香りの説明が書かれています。
英語の説明欄ではこの香りをヒノキの森を彷彿とさせる香りとして表現されていました。
「ヒュイル」はイソップ製品でお馴染みの、洗練された琥珀色ガラスの容器に入っています。
マットブラック色のキャップはしっかりとした作りで程よく重みがあり、重厚感と高級感があります。インテリアのアイテムとしても様になる洗練されたデザインです。
Aesop「ヒュイル オードパルファム」香り
イソップの香水「ヒュイル」は、日本古来のヒバの木と苔寺の青々とした庭をインスピレーション源にした香りとなっています。
系統 | ウッディ、スモーキー、アーシー |
アロマ | スモーキー、ウッディー、リッチ |
主要成分 | サイプレス・フランキンセンス・ベチバーの香り |
ヒュイルの香りはウッディかつスモーキーで、アーシーな香りです。甘さはほとんどありません。
ヒュイルのウッディな香りは男性がもれなく好きな香りだと思います。メンズへのギフトや、誕生日プレゼント、クリスマスプレゼントにもおすすめです。
「ヒュイル」と香りの相性の良い製品として、「レバレンス ハンドバーム」が挙げられます。「レバレンス ハンドバーム」も男性好みなウッディな香りのハンドクリームとなっており、香りの相性が良いので併用しやすいアイテムとなっています。
「ヒュイル」の主要成分としてヒノキ科の「サイプレス」が用いられているため、一般的にはヒノキの香りと評されています。
まさにヒノキ風呂やヒバ風呂を想像させる香りです。ヒノキの香りが好きな人にとってはたまらない香りです。
まるで森の中にいるような気分を味わえる、温かみのある香りとなっています。ウッディ系が好きな僕にとっては本当にたまらない香りです。
「ヒュイル」の香りは、つけ始めは想像以上にウッディさが強めに香ります。次第に香りが滑らかな印象に変化します。深みがあって面白い香りです。
その後はベチバーの漂う落ち着いたウッディの香りとなります。この香りがとてもリラックスできる香りで、心の底から落ち着ける香りです。
「ヒュイル」の香りの印象としては、夏よりも秋や冬におすすめの香りです。
夏に使用しても問題ありませんが、夏香水としては少し重めの印象があります。秋から冬にかけての肌寒い季節に使用したくなる香りです。
イソップの香水「ヒュイル」はイソップのルームスプレーで言うと「キティラ」に似た香りとなっています。イソップらしさを感じるウッディな香りです。
また、ヒュイルと香りが似てる香水として、J-Scent「沈香」、ディプティック「タムダオ」や、ジョーマローン「サイプレス&グレープバイン」があります。いずれも深みのあるウッディの香りとなっています。
ビジネスシーンでの使用は?
イソップの香水「ヒュイル」は、つける場所さえ間違えなければビジネスシーンでも問題なく使用できます。
ビジネスシーンで使用する際は、腕や手首につけすぎるのはあまりお勧めしません。オードパルファムで香りの濃度が濃いため、香りが強めに立ってしまうためです。
イソップ公式には適量を手に取り、手首などに使用するのがおすすめされています。手首につける際はあまり多くつけすぎず、適度につけるのがおすすめです。
おじさん臭い?
イソップの香水「ヒュイル」はスモーキーな香りなので、「おじさん臭い」というレビューも見られます。
しかし、実際にそのようなレビューが見られるのは香水の付け方の問題だと思っています。
「ヒュイル」はオードパルファムで濃度が濃いので、香水の纏い方や、スプレーする場所や回数を誤ると、スモーキーな香りが強烈に表れてしまい、臭く感じてしまう可能性があります。
オードパルファムの香水を手首にスプレーするのはお勧めしません。オーデコロンやオードトワレと同様の使い方だと香りが強く立ちすぎてしまいます。
膝の裏などの下半身にスプレーしたり、ふわっと空中にスプレーするようにして纏うなどの使用方法がおすすめです。
正しくヒュイルの香水を纏えば全くおじさん臭さはなく、イソップならではの本当に素晴らしい香りです。
「ヒュイル」はおじさんでも問題なく使用できる素敵な香りの香水ですので、うまく香水と付き合って香りを楽しみましょう。
Aesop「ヒュイル オードパルファム」持続時間
イソップの香水「ヒュイル」はオードパルファムのため、持続時間が長めです。少なくとも6時間以上は香りが持続します。
「ヒュイル」を腰や腹部につけると、10時間程度経ってもほのかに香ります。朝に香水をスプレーして外出し、夜にお風呂に入る時にもほのかに香りが残っていたりします。
持続時間の長いオードパルファムということを考えると、「ヒュイル」は香水にしてはコスパがかなり良いと思っています。
まとめ
今回、ヒノキの香りがする香水として男女問わず人気を博している、イソップの香水「ヒュイル」について紹介させていただきました。
「ヒュイル」は容量が50mlで香りの持続時間が長く、香水にしては決して高くない価格となっています。イソップ製品の中でもコストパフォーマンスの高いアイテムだと思っています。
「ヒュイル」のヒノキを彷彿とさせるウッディな香り、森林浴しているような気分になれる香りはイソップにしか表現できない香りです。
イソップの製品が好きな方、ウッディ系の香水が好きな方、甘めの香水が苦手な方にはおすすめです。特に男性好みの香りなので、男性へのギフトや、誕生日プレゼント、クリスマスプレゼントにもおすすめです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。ご参考になれば幸いです。