先日、東京・虎ノ門にありますラグジュアリーホテル「東京エディション虎ノ門」に宿泊してきました。
このホテルは2020年9月に開業した、新しい高級ホテルです。マリオット・ボンヴォイ参加ホテルとなっており、最高級ブランドの「エディション」ブランドとして日本初上陸を果たしたラグジュアリーホテルです。
デザイナーとして、新国立競技場や高輪ゲートウェイ駅のデザインで有名な世界的建築家「隈研吾」氏が起用されており、大きな注目を集めています。
今回はキャンペーンの活用を含め、東京タワーの見えるお部屋「デラックス タワービュー キング」の最上階にお得に宿泊してきました。大好きなフレグランスブランド「LE LABO (ルラボ)」のアメニティを堪能することもできました。
また、マリオットボンヴォイアメックス所持のゴールドエリート特典で、素敵な滞在にすることができました。
本記事では「東京エディション虎ノ門」の概要、ポイント宿泊時の特典内容、上級会員特典を含めた宿泊記を綴っていきますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
東京エディショ虎ノ門:概要
東京エディション虎ノ門:安く泊まる方法
「東京エディション虎ノ門」はマリオットグループが提供する会員サービス「マリオット・ボンヴォイ」のポイントにを使用した無料宿泊や、「マリオットボンヴォイアメックス」の無料宿泊特典及びトップオフ制度により無料で宿泊をすることができます。
「東京エディション虎ノ門」を有償で宿泊する場合は、楽天トラベル経由で「マリオット・ボンヴォイ」に入会し、Marriott Bonvoy会員価格対象プランを予約することで、会員料金で安く宿泊することができます。
2021年12月より、楽天トラベルとマリオットグループの会員プログラムのパートナーシップが開始され、楽天トラベル経由の予約でマリオット公式会員価格での宿泊予約が可能になりました。加えて、楽天トラベル独自のキャンペーンやクーポンが適用されることがあるため、マリオット会員料金よりも安く宿泊予約ができます。
さらに、楽天トラベル経由での予約で「Marriott Bonvoyポイント」と「楽天ポイント」の両方が貯まり、それらのポイントは相互交換が可能となっています。また、「楽天ポイント」を利用した宿泊予約が可能となっており、さらに楽天トラベル経由での予約でも「マリオット・ボンヴォイ」の宿泊実績に加算されます。
既存のマリオット・ボンヴォイ会員でも、楽天トラベルでマリオット会員情報の紐付け(認証手続き)を行うことで、会員特典を受けることができます。マリオットグループのホテルを安く泊まりたい場合は楽天トラベル経由でMarriott Bonvoy会員価格対象プランの予約がおすすめです。
東京エディション虎ノ門:アクセス・周辺地図
「東京エディション虎ノ門」へのアクセスですが、最寄り駅は神谷町駅となり、地下通路にて直結となります。また、東京メトロ虎ノ門駅からも徒歩10分程度の距離となっており、アクセスの良い立地となっています。
「東京エディション虎ノ門」は、虎ノ門・神谷町エリアにまたがる複合施設「東京ワールドゲート」内に位置しています。
「東京エディション虎ノ門」は中核となる大規模複合ビル「神谷町トラストタワー」の31階から36階に入居しており、フロントのみならず全ての客室がビルの高層階に位置しています。
総客室数はプレミアスイート、スイート22室を含めて206室となっています。
また、東京ワールドゲートの地下に駐車場がありますので、車での訪問の際でも安心です。東京エディション虎ノ門を利用時の駐車料金は1泊3,000円で、バレーパーキングを利用する場合は1泊4,000円です。
東京エディション虎ノ門:宿泊した客室、プラン
今回の「東京エディション虎ノ門」への宿泊はマリオット・ボンヴォイのアプリにて予約し、予約したプランは「会員限定ボーナスポイントオファー」です。
このプランは、最安プランの「Bonvoy Member room only offer」よりも少し高めでしたが、朝食付きかつボーナスポイントとして8000ポイントを獲得できる、お得なプランです。
部屋タイプはキングベッド1台の「デラックス タワービュー」を予約しました。東京タワーが見える客室となっており、今回は最上階のお部屋に宿泊することができました。
このホテルではデラックスルーム以上のカテゴリーのお部屋が多数あります。空室状況次第ではマリオットボンヴォイアメックス所持によるゴールドエリート特典での客室アップグレードも期待できます。
マリオット・ボンヴォイ:ゴールドエリート 特典
今回の「東京エディション虎ノ門」への宿泊ではマリオットボンヴォイアメックス所持により、様々なゴールドエリート特典を享受することができました。
東京エディション虎ノ門のマリオット・ゴールドエリート特典は下記の通りです。
今回は満室のためアップグレードは叶いませんでしたが、最上階のお部屋をご用意していただきました。嬉しい配慮です。
このホテルではデラックスルーム以上のカテゴリーのお部屋が多数あります。空室状況次第では、客室アップグレードも大いに期待できます。
マリオット・ボンヴォイ:獲得ポイント
僕はマリオットボンヴォイアメックスを所有しておりますので、マリオットのゴールドエリート会員として「東京エディション虎ノ門」に宿泊しました。
獲得ポイントとしては下記の通りです。
マリオットボンヴォイアメックス所持による、ゴールドエリート特典により沢山のポイントを獲得できました。
さらに、宿泊料金をマリオットボンヴォイアメックスにて決済したので、カード決済に対して別途100円につき6ポイントを獲得しています。
今回は5万円以上をマリオットボンヴォイアメックスで決済したので、3,128ポイントものポイントを獲得することができました。宿泊にて獲得したポイントと合わせると17,643ポイントです。
「東京エディション虎ノ門」に最安値で泊まりたい場合は、楽天トラベル経由で「マリオット・ボンヴォイ」に入会し、Marriott Bonvoy会員価格対象プランを予約するのがおすすめです。
東京エディション虎ノ門:施設・客室紹介
外観
「東京エディション虎ノ門」は神谷町駅直結の「東京ワールドゲート」内の高層ビル「神谷町トラストタワー」の31階から36階に入居しています。
神谷町駅からつながる地下通路を上がり、そのまままっすぐ進むと「東京エディション虎ノ門」直通のエレベーターがあります。この通路の左手にはスターバックスがあります。
こちらがホテルエントランスです。ホテルエントランスの横には東京エディション虎ノ門の洗練されたバー「Gold Bar at EDITION」があります。
黒大理石が美しいエレベーターホール。奥には美術家の「森万里子」氏によるオブジェが置かれています。
ここからフロント直通のエレベーターに乗り、フロントのある31階に向かいます。
31F レセプション&ラウンジ
31Fに到着。インテリアデザイナー「倉俣史朗」氏による作品「How High the Moon」が置かれています。
ロビーとレストランはエレベーターを降りて右手の通路を進むとあります。
ジムやプール、スパも同じく31階にあります。共有施設としてサウナや大浴場はありませんが、スパのカップルスイートにはサウナの用意があります。
エレベーターホールからの景色。
壁には渡辺克巳氏が捉えた1960年~1970年代の新宿歌舞伎町の写真53点が並んでいます。
奥に見えるのはバー「ロビー・バー (Lobby Bar)」。多数の植栽が置かれており、ジャングルのような雰囲気。昼間にはお茶やアフタヌーンティーの利用も可能です、
写真の右手にレセプションがあり、そちらでチェックインをします。
エントランスやラウンジの香りは、「LE LABO(ルラボ)」プロデュースの、エディション限定のブラックティーの香りで統一されています。
エントランスに踏み入れると「LELABO(ルラボ)」ならではの素敵な紅茶の香りが広がっています。
左手には朝食会場となるレストラン「The Blue Room」があります。東京タワーを眺められる素敵なレストランです。朝食については後述します。
今回は18時ごろのチェックインでした。繁忙期の宿泊で満室でしたが、スムーズにチェックインができました。
満室の為、ゴールドエリート特典の客室アップグレードは叶いませんでしたが、今回は最上階の36階の客室をご用意いただきました。
そのままスタッフの方に客室までご案内いただき、客室内の説明もしていただきました。
今回のお部屋は42㎡の「デラックス タワービュー キング」。カテゴリー「デラックス キング」のお部屋で、東京タワーが見えるお部屋です。
木製のカードキーを片手に、客室専用エレベーターに乗って部屋に向かいます。今回の客室は最上階の36階です。
客室:デラックス タワービュー キング ルーム
今回の東京エディション虎ノ門への宿泊は36階のお部屋でした。
36階のレイアウトです。東京タワービュー側の客室はエレベーターから少し離れています。
客室への扉を開けるとこんな感じ。右手がバスルーム、奥がベッドルーム。全体的に木目調のインテリアです。
廊下左手にミニバーとクローゼットがあります。
ミニバー
続いてはミニバー。東京エディション虎ノ門のミニバーではリキュール各種とネスプレッソのコーヒーマシン、急須とお茶が置かれています。
SDGsに配慮してミネラルウォーターは紙ボトル入りです。無料でいただけます。
日本茶は「Sayuri Tea(サユリ 日本茶)」。煎茶とほうじ茶の2種類が用意されており、無料でいただけます。
紅茶はHayney&Sons(ハーニーアンドサンズ)のティーバッグが4種類。こちらも無料でいただけます。
ちなみにオーガニックイングリッシュブレックファーストをいただきました。まろやかな味わいで、優雅なティータイムを楽しめました。
ネスプレッソもカプセルは6個用意されていました。
コーヒーマシンの使い方。初めてネスプレッソのコーヒーマシンを使う人でも安心です。
引き出しを開けると沢山のお菓子。SOYJOYやスニッカーズもあります。
電気ケトルはdretec製。
グラス類も充実。Schott Zwiesel(スコット ツヴィーゼル)製の上質なものです。
一番下は冷蔵庫。ミニバーの飲み物がぎっしり入っています。
クローゼット
廊下左手のクローゼットです。
貸し出し用の上質な傘や、靴べら、革靴用ブラシもクローゼットに入っています。
この傘は5,500円で購入可能とのことです。
傘を開くとEDITIONのロゴ入りで結構かっこいいです。少し欲しくなりました。
EDITIONのロゴ入りバスローブはクローゼットの中に入っています。着心地が抜群との評判のEDITIONのバスローブ、控えめに言って最高でした。
「La Bottega(ラ・ボッテガ)」製のこのバスローブ、重そうに見えて結構軽いです。そしてなにより肌触りや着心地が本当に素晴らしい。フード付きでデザインも可愛い。
こちらもショップにて購入できます。切実に買いたいアイテムです。
クローゼットの引き出しを引くと寝巻が入っています。
バスローブの着心地があまりにも良かったので、寝巻は使用していません。バスローブのまま寝てしまいました。
ランドリーサービス用のバッグもこちらに入っています。
スチームアイロンはパナソニック製。最高級モデルのスチームアイロンです。
ベッドルーム(リビングルーム)
キングベッド1台のお部屋です。デラックス タワービューはキングベッド1台のお部屋のみとなり、ベッド2台のお部屋はありません。
窓側から見た景色。キングベッドの存在感もありますが、テレビもかなり大きいです。
ベッド側から見た景色。東京タワーの足が少し写っていますね。
カーテンは自動開閉式です。
夜景
東京エディション虎ノ門のお待ちかねの夜景。ライトアップされた東京タワーを眺めることができ、文句なしの絶景です。
この夜景の為だけに宿泊費を支払う価値があると思います。最高です。
虎ノ門の大規模再開発エリアもはっきりと見ることができます。
ベッドから見る東京タワー。本当に素晴らしい景色です。
洗面台側
続いては洗面台方面。木製のパーテーションが素敵。
東京エディション虎ノ門はロビーと同様、隈研吾氏が客室内の内装を手掛けています。部屋の随所に木材が使われており、温かみのある空間です。
良くある外資系ラグジュアリーホテルっぽさはなく、和風の空間です。
バスルームの大きな木製扉は閉め切ることも可能。生活感を消すことができます。
ソファ周り
続いては部屋の奥のソファ周り。座り心地の良いソファとミニテーブルがあります。
大きなライトもあり、読書に最適です。パソコンで作業するのにも、食事を摂るのにも丁度良かったです。
ミニテーブル上にはおしぼり付きでウェルカムスイーツ。程よい甘さで美味しかったです。
壁面には和風のアートが飾ってあります。
テレビ・デスクスペース
続いては大型テレビ周り。テレビはHDMI端子があるので、Fire TV StickやNintendo Switchなどの接続が可能です。
テレビに向かって右側にデスクスペースがあります。
蓋を開けるとコンセントやUSBが挿せるようになっています。こちらのデスクスペースでもちょっとしたデスクワークができます。
テレビリモコンはシンプルながら、スマホと接続できるタイプのスマートテレビです。
デスク上にはマスクと除菌スプレーが用意されていました。
ベッド周り
続いてはベッド周り。控えめな色合いのカーペットの上にキングベッド。存在感抜群です。
枕は4個置いてありました。大きくて柔らかく、ふかふかの枕です。
枕1つで十分大きいので、1個しか使っていません。
ベッドに向かって左のミニテーブルです。電話があり、ルームサービスはこの電話で注文します。
ターンダウン後なのでお水とグラスを準備していただきました。
お水は紙パック製で、無料で頂けます。ターンダウン時に補充もしていただきました。
コントロールパネルです。USBとコンセントがあり、スマートフォン等の充電可能です。
カーテンやレースの開閉もこちらのコントロールパネルから操作可能です。
続いてはベッド右側のミニテーブル。こちらにもコントロールパネルがあります。
こちらにはBang & Olufsens製のワイヤレススピーカーが用意されています。
スマホとの接続もシンプルです。音質はかなり良かったので、音楽好きな方も満足できると思います。
洗面台・バスルーム
続いては洗面台とバスルーム。
ミニバーの向かい側にあります。シンプルで綺麗です。
鏡は大きく、両サイドにライトがあるのでかなり明るいです。
拡大鏡とボディローション。ボディローションはLE LABO(ルラボ)製。
東京エディション虎ノ門のバスアメニティは「LE LABO(ルラボ)」で統一されています。
いずれも東京エディション虎ノ門限定のオリジナル製品です。ブラックティーの香りで統一されており、ホテルエントランスやラウンジのフレグランスと同じ香りで統一されています。
バスアメニティを気に入ったからと言って備え付けのボトルを持ち帰ると製品代を請求されます。SHOP EDITIONもしくはホテル内のスパでルラボのミニボトルを購入できるので、そちらで購入しましょう。
洗面台の固形石鹸もLE LABOです。
LE LABOのロゴ入り。ブラックティーの良い香りです。
洗面台の下にタオルやドライヤー、アメニティ類が置かれています。
ドライヤーが入っている巾着もEDITIONのロゴ入り。
ドライヤーはHolistic Cure(ホリスティック・キュア)です。使い勝手の良いドライヤーでした。
体重計はdretec製のガラストップの体重計。
シャワーキャップや歯ブラシ、ヘアブラシなどのアメニティ類は白い箱に入っています。
このホテルではカードキーでさえ木製ということもあり、ヘアブラシは当然木製です。
ヘチマスポンジもアメニティとして用意されています。
バスルーム
続いてはバスルーム。東京エディション虎ノ門のバスルームは、高級ホテルとしては珍しく、極めてシンプルなバスルームです。
お風呂は十分な広さがあります。左側に傾斜があり、リラックスした体制でお風呂に浸かれます。
レインシャワーはあります。
棒状のシャワーヘッド。水圧は問題なしです。
東京エディション虎ノ門ではシャンプー・コンディショナー・シャワージェルももちろんLE LABO製。こちらもブラックティーの香りで統一されており、上質さが感じられました。
バスソルトもLE LABO製。
バスルームの横にはお手洗い。清潔感があり、縦に広いです。
インルームダイニング:ローストポークのラーメン
夜ご飯としてルームサービスのインルームダイニングで「ローストポークのラーメン」を注文しました。
価格は2,600円という贅沢な価格のラーメンでしたが、お値段以上にめちゃくちゃ美味しかったです。絶品。
スープは醤油に見えますが、味噌ベースのスープです。このスープを丼に注ぎます。
トッピングの海苔を乗せて完成。海苔の他にもやしとキャベツが乗っており、二郎系ラーメンのような家系ラーメンのような、個性的なビジュアル。
味は本当に絶品です。ローストポークが特に美味しくて、ラーメンに乗っているのが勿体無いほどの本格的なローストポークです。麺は縮れ麺で、味噌ベースのスープに良く絡んで良い感じです。
日本一美味しくて贅沢な味噌ラーメンだと思います。宿泊した際はぜひ食べてみてください。
朝の景色・朝食
東京エディション虎ノ門で朝を迎えました。生憎の天気でもはっきりと東京タワーを眺めることができます。
夜景も素晴らしいですが、朝の景色も素晴らしいです。
森ビルによる大規模再開発「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の様子もはっきりと見ることができます。
朝食はレストラン「The Blue Room」でいただきます。今回は朝食付きの宿泊プランでしたので、受付で名前と部屋番号を伝えて、席に案内してもらいます。
洋食と和食で選択可能です。僕は洋食にしました。
パンが特に美味しかったです。いくらでも食べられそうです。
エッグディッシュは5種から選択します。人気なのはエッグ&ベーコンサンドウィッチとのことでしたが、僕はエッグベネディクトにしました。シンプルな味付けで美味しかったです。
このあとにデザートとしてフルーツの盛り合わせが提供されます。メロンやキウイ、イチゴなどがありましたが、メロンが甘くてとても美味しかったです。
まとめ
今回、「東京エディション虎ノ門」での宿泊体験を共有させていただきました。
今回は5万円程度の宿泊費で、東京タワービューの部屋に宿泊することができました。
また、プロモーションと期間限定の宿泊プラン、マリオットボンヴォイアメックス所持によるゴールドエリート特典で大量のマリオットポイントを獲得できました。
「The Blue Room」での朝食も素晴らしかったです。また東京に行く際には是非また泊まりたいと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。ご参考になれば幸いです。