2021年4月、東京・日比谷にあります、ザ・ペニンシュラ東京に宿泊してきました。
2007年に開業したこのホテル、高級レストランのみならず、スイーツが売られているブティックや、スパ、ジム等を擁しております。
質の高いホスピタリティに定評があり、「フォーブス・トラベルガイド」では5年連続で最高ランクの5つ星を獲得しています。
価格帯は非常に高く、通常時は1泊5万円以上するような高級ホテルです。
この度、期間限定のオファー「ザ・ペニンシュラ東京からの贈り物」宿泊プランを利用し、格安で宿泊することができました。
ザ・ペニンシュラ東京

日本の「灯籠」をイメージした外観が特徴的です。
アクセスと周辺地図
晴海通りと日比谷通りの交差点の角に位置しており、すぐ近くには東京ミッドタウン日比谷や日比谷公園、皇居外苑があります。
駐車場はバレーパーキングとなっており、1泊1台6,000円です。
また、東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線 日比谷駅、東京メトロ有楽町線 有楽町駅のA7出口に直結しており、電車でもアクセスしやすい立地となっております。
※現在は出入り口で検温実施中のため、地下鉄の直結出口は封鎖されており、1階正面または仲通りからの入館となっております。
〈最寄り駅〉
- 東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線 日比谷駅 地下通路 A7 出口直結
- 東京メトロ有楽町線 有楽町駅 地下通路 A7 出口直結
- 東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線 銀座駅 C4 出口 徒歩3分
- JR 山手線・京浜東北線 有楽町駅 中央西口 徒歩2分
今回は羽田空港より東京モノレール浜松町駅を経由して、JR有楽町駅よりホテルに向かいました。
ザ・ペニンシュラ東京:予約した客室、プラン、宿泊費用
今回、「ザ・ペニンシュラ東京」には、ザ・ペニンシュラ東京の公式サイトを通して予約しました。
公式サイトでは2021年7月17日(土)まで、「ザ・ペニンシュラ東京からの贈り物 宿泊プラン」のプロモーションを実施していました。
「ザ・ペニンシュラ東京からの贈り物 宿泊プラン」
〈特典〉
- ペニンシュラ・プレミアレート(客室のみの料金)最大50%オフ
- ご到着日の6:00からご出発日の22:00まで追加料金不要でお部屋をご利用いただける「ペニンシュラ・タイム」
- ポケモンキッズアメニティ(2歳より11歳以下のお子様)
〈予約・宿泊期限〉
2021年7月17日(土)まで
あのペニンシュラ東京が半額で、しかも最大40時間も滞在可能。
このキャンペーンを知った瞬間、「ロングステイでこの価格は安すぎる~!」と思いすぐに予約しました。
コロナ禍のご時世ですし、おこもりステイにぴったりです。
今回この特典を利用し、「プレミアルーム(キングベッド1台)」を予約したところ、宿泊料金は26,000円(税・サ―ビス料別)でした。
※税・サービス料込みでも32,890円。安すぎます。。。
また、デラックスルームだとさらに宿泊料金が安いのでそちらもおススメです。デラックスルームとプレミアルームの違いは眺望の良さのみで、お部屋自体に大きな違いはありません。
ザ・ペニンシュラ東京:ホテルに到着

ペニンシュラ東京名物のロールス・ロイス・ファントム2を横目に、正面玄関より入館。
正面入口ではドアマンが開店扉を回してくれます。タイミングよく入りましょう。
右手にあるサーモグラフィーカメラによる検温を経て、手をアルコール消毒。

天井の装飾が美しいです。
通路の両サイドにラウンジ「ザ・ロビー」があり、アフタヌーンティーを楽しむ人々を横目に進みます。
ペニンシュラ東京には中華料理「ヘイフンテラス」、ステーキ&グリル「Peter」、天ぷら「天一」など、様々なレストランがあります。特別な日のお食事に最適です。

正面に竹製のアート作品「臥龍の門」がお出迎え。この作品の左手にレセプションがあります。
今回、「ザ・ペニンシュラ東京からの贈り物」宿泊プランの特典、「ペニンシュラ・タイム」により、到着日の午前6:00よりチェックインが可能でした。
私はそこまで朝型の人間ではないので、午前11:00ごろにチェックイン。
チェックイン時の際に、翌朝届けられる新聞を訊ねられます。
普段読んでいる、産経新聞と日本経済新聞の2誌をお願いしました。
今回、予め高層階の部屋を希望との旨を伝えたところ、22階の部屋をご用意していただきました。
プレミアルームがあるのは8階から23階なので、プレミアルームの中でもかなり高層階のお部屋ですね。

レセプションの右手、アート作品「臥龍の門」のちょうど裏側にエレベーターホールがあります。
ここから22階に向かいます。
ちなみにエレベーターはカードキーをボタン下部の読み取り部にかざしてから行き先ボタンを押すタイプのものです。



22階のエレベーターホール、吹き抜けからアート作品が見られます。
このホテルは至る所にアート作品があって面白いです。
ザ・ペニンシュラ東京:プレミアルーム(キングベッド)22階

客室の中はこんな感じ。3部屋で構成されており、入って正面のこちらの部屋がベッドルーム兼リビング。見ての通りかなり広いです。


入って左手のお部屋がバスルーム、右手がドレッシングルーム(ウォークインクローゼット)となっております。
ドレッシングルーム
ドレッシングルームはかなり広々とした作りです。
ドレッシングルームの左手がクローゼット、右手が荷物置き場となっており、
正面には大きな鏡を備えた鏡台があります。

チェックイン日の前日からベルデスクにて預けておいたスーツケース、
部屋に運び込んでもらいました。
スリッパが2つ置いてあります。
このスリッパ、フワフワの履き心地でめちゃくちゃお気に入り。
荷物置き場のところにバレットボックスがあり、靴磨きやランドリーサービスを利用した際、完成次第このバレットボックスに入れておいてくれます。
届け物があるとボックスの傍のボタンが光る仕組みです。チェックイン時に依頼した新聞も翌朝このボックスに届きます。

荷物置き場の引き出しを引くと、浴衣が色違いで二着。

部屋左手のクローゼットスペース。
ハンガーが沢山あるので、服を沢山持っていても心配不要。
傘、靴べら、シューケア用品もこちらに備え付けられています。

鏡台左手の棚。基本的に室内全ての棚には消毒済みを示すシールが貼ってあります。

棚の中にはプロ仕様のドライヤーがありました。バイオプログラミング製の、レプロナイザー4D Plusです。

棚の側面にはネイルドライヤーが導入されています。
客室にあるのは初めて見ました。女性には嬉しい設備かも。

続いて、鏡台右手の引き出しにはランドリーバッグが入っていました。
ボールペンはペニンシュラ東京のロゴ入りです。

ランドリーバッグは上質な布製です。
ランドリーサービスを利用する際はこのバッグを使用します。
バスルーム

続いてはバスルーム。こちらもかなりの広さで、豪華な内装。
天井が高く、開放感があります。
ゆったり使える洗面台が左右両方にあり、鏡も大きいので一層広々として見えます。
シャワールーム

バスルーム入り口には厚手のバスローブが2着掛けられています。このバスローブ、厚手でかなり着心地の良いものでした。胸元にはホテルのロゴ入り。
バスルーム入ってすぐ右手がシャワールームとなっています。透明なガラス張りです。
ハンドシャワーに加えてレインシャワーも完備されており、ちょっとした腰掛も用意されています。至れり尽くせりですね。完璧です。

シャワールームにはシャンプー、コンディショナー、シャワージェルがあります。
金属製のチューブに入っており、ミニマルでオシャレな容器。キャップの突起部を使用して、穴をあけて使用します。
バスアメニティに関しては、2021年3月より、かつてのオスカー・デ・ラ・レンタのアメニティから変更されており、
環境にやさしいサスティナブルな容器にし、ペニンシュラホテルがある各都市で香りの異なるバスアメニティになっています。
東京のバスアメニティは調香師 大沢さとりさんが作成され、いずれのアメニティもレモン、スミレ、サンダルウッドの香りで統一されています。
洗面台・お手洗い

続いては右手の洗面台。洗面台にはバスタオルやハンドタオルが置かれています。
足元にはスマートな見た目の体重計とゴミ箱。
右手前の透明な扉のところが先ほど紹介したシャワールームです。

洗面台右手の引き出しを開けるとアメニティが沢山入っています。
デンタルキット(歯ブラシ)、ヘアブラシ、スタイリングコームは木製でした。地球環境に配慮されています。
外資系ホテルですが、歯ブラシがちゃんと用意されているのはありがたいですね。


ソープ
台にはティッシュに加え、ボディミルク、ソープが置かれていました。
こちらのアメニティも、シャワールームに置かれていたバスアメニティと同じ香りです。

続いてはバスルーム左手へ。左手の洗面台には、大きな鏡にテレビや電話が埋め込まれています。
奥のバスタブ横には衣類を入れられるような籠があります。
バスルーム左手前に曇りガラスのドアがあり、ここがお手洗いです。

トイレの蓋は自動で開閉します。ボタンでも開閉可能。
試しに蓋を開けっ放しで放置してみましたが、一定時間が経つと自動で閉まります。優秀。

洗面台。かなり綺麗です。

テレビは少し古さを感じますが、一応映ります。
このバスルームではテレビのみならず、ラジオを聴くこともできます。
バスタブ

続いてはバスタブ周辺。
ここのハンドルを操作してシャワーを出したり、お湯を溜めたりします。
赤のハンドルをひねるとかなり高温のお湯が出ますので、絶妙な温度調整が必要です。

ソープとボディウォッシュパッドが用意されています。

テレビ、ラジオの操作はこのコントロールパネルで操作できます。
テレビ、ラジオのみならず、照明や、ハンズフリー通話もこのパネルから操作可能です。
スパモードを押すと照明が暗くなり、ヒーリング音楽が流れます。めちゃくちゃ落ち着きます。

讃岐地方の塩から作られたバスソルト。ほのかな桜の香りでリラックスできます。

お湯を溜めるとこんな感じです。まるで温泉のよう。
そしてこのバスタブ、かなり大きいです。1人で入浴していて、気を抜くと溺れます。
ベッドルーム&リビング
続いてはお待ちかねのベッドルーム&リビング。
リビング

まずはリビングスペース。この部屋も天井が高く、かなり広々としております。
天井まで高さがある大きな窓があり、かなり開放感のある雰囲気です。
内装は他のラグジュアリーホテルと比べても落ち着いており、居心地の良い空間です。
適所に木材があしらわれており、温かみのあるインテリアです。
気になるウェルカムスイーツの中身は?


窓際のダイニングテーブルにウェルカムスイーツが置かれていました。
開けてみると中にはチョコレートが入っていました。
見た目がかわいらしいこのチョコ。口に入れた瞬間にとろける滑らかな口当たりで、とても美味しかったです。
ソファ周辺

続いてはソファ。座りながら快眠できてしまいそうなほど座り心地が良かったです。クッションもふかふか。

ソファの前のガラステーブル。エスプレッソマシンの操作方法や、館内の案内が置かれています。

ガラステーブルにはアルコールハンドジェル、おしぼり、マスクケースも用意されていました。

マスクケースは中に新品のマスクが入っており、使用前のマスクと使用後のマスクを個別に収納できるようになっています。
ペニンシュラホテルではLINE等のチャットアプリで24時間コンシェルジュに連絡できる「PenChat」のサービスがあり、極力非接触でペニンシュラのサービスを享受できるようになっています。
感染症対策のアメニティも含め、館内での感染対策はかなり徹底されているように感じました。
テレビ

続いては壁に隠れていた正面のテレビ。持ち手を上に引き上げて利用します。
ソファに座ってゲームしても問題がないほどの大きさはあります。

テレビの下にはコンセント差込口やメモリーカード入力があります。
今どき右側を使用する人はいるのでしょうか。。。

別途HDMI入力もあります。私はNintendo Switchをつなげて遊びました。Fire TV Stickの接続も可能です。
テレビ左側:ワークデスク

続いてはテレビに向かって左側のワークデスク。

デスク右側には電話があり、有線でインターネットやプリンターに接続できるように泣ています。

引き出しの中にはケーブルバッグが入っています。中に入っていたケーブルを使用してプリンターや有線インターネットが利用できるようになっています。

引き出しの中には宿泊約款も入っていました。

デスク横の棚の中にはコンパクトなプリンターが入っていました。
FAXも利用できるようです。滞在中に使うことはなかったです。
テレビ右側:ミニバー、冷蔵庫、カフェ
続いてはテレビに向かって右側のミニバーへ。

木製の扉を開けた上段にミニバーがあります。ウイスキーは知多。他にはウォッカに加えて日本酒、シャンパンが置かれています。

ミニバーのメニュー、料金表です。
外国人観光客向けに、ジャパニーズウイスキーの水割りとハイボールの勧めが書かれています。

ミニバーの下にはLAVAZZA(ラバッツァ)製のエスプレッソマシンが完備されています。
コーヒー、エスプレッソのみならず、熱湯もここから出します。
熱湯を出すときは結構跳ねますので要注意です。

使いにくそうな見た目のエスプレッソマシンですが、丁寧な説明書きがありますので簡単に使用できます。

ミニバーとエスプレッソマシンが入っていた棚の横には、
ミネラルウォーターと南部鉄器の急須が置かれていました。
容器にはペニンシュラ東京のロゴ入りの煎茶とほうじ茶のティーバッグが入っています。
ミネラルウォーターに関してはターンダウンの際に枕元のテーブルに移動されていました。さりげないおもてなし。

引き出しを開けるとコーヒーカップ類が入っています。
カップの裏にはホテルのロゴが入っています。砂糖もロゴ入り。
お茶はART OF TEA(アートオブティー)でした。

もう一つの引き出しを開けるとスナックが入っています。
Mackies’(マッキーズ)のポテトチップスと、DEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)のナッツ、チョコレートバー。

冷蔵庫の中はこんな感じ。
(地下1階のブティックで購入したスイーツを入れてあります。)
ペニンシュラホテルでおなじみのマンゴープリンも用意されています。
ベッド周辺

続いてはベッド周りをご紹介。
キングベッドの両脇は広々としています。ヨガマットを敷いても余裕がありそうです。

べッド側からソファの方を見るとこんな感じ。
窓からは汐留のビル群がよく見えます。


ベッド横、枕元のサイドテーブル。左上からコントロールパネル、電話、リモコン、メモが置かれています。
実はこのテーブルにかなりの機能が集約されています。
左上のコントロールパネルで目覚まし、空調、カーテンの開閉、照明等を調整できます。また、右にあるリモコンでテレビやラジオを操作できます。
つまりはベッド上で室内の必要な操作が全て完結してしまうということです。わざわざ電気を消すためにベッドから起き上がったりする必要なんてないのです。
これは怠惰なホテルステイにならざるを得ないですね。

サイドテーブルの引き出しをを開けると、USBポートとコンセント、さらにはワイヤレス充電器が備え付けられています。このあたりの設備は時代と共にアップデートされてるように感じます。
ベッドルームへの入口の扉

廊下からベッドルームに入るドアは木製の一枚扉となっています。重厚感のある立派な扉です。
まとめ
今回、当ブログの1つ目の記事として、「ザ・ペニンシュラ東京」での宿泊体験を共有させていただきました。
徹底されたコロナ対策や、ターンダウンの際の細やかなサービスも含めて、「ザ・ペニンシュラ東京」のおもてなしをふんだんに感じることができ、ある意味で非常に勉強になりました。
また、全体を通して「ザ・ペニンシュラ東京」ならではのこだわりを随所に感じることができ、非常に満足感の高い滞在となりました。
今回のように比較的安価で泊まれるのは難しいとは思いますが、東京に来た際には是非また泊まりたいと心から思いました。
コロナ禍でおこもりステイとなりましたので、次回宿泊した際にはプール、スパ等もぜひ利用したいと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。ご参考になれば幸いです。